自由な長さで書くことと、短くまとめること

  最近、僕の書くブログ記事が長くなりがちだ、ということを書きました。

  

baikichiz.hatenablog.com

 

 長い文章でも破綻せずに書けるようになっているとしたら、それは文章力の向上だとみなすことができるので、良いことだ、と言えそうです。

 

 一方で、読み手の方のことを考えると、必ずしも長いことが良いとは言えません。

 ダラダラと長く書かれるよりも、要点が短くまとまっていて、短時間で読めて便益の大きいブログ記事のほうが望ましいでしょう。

 

 常に紙面の制約のもとに作られている雑誌記事を考えてみます。

 雑誌記事は紙面の制約があるため、大事なことだけ書く「要約」がなされているはずです。すると、雑誌記事は重要な事が凝縮されており、短時間で読めて便益が多いと言えそうです。

 単純に書きたいことを書く「執筆」だけではなく、限られた紙面の中に大事なことを詰め込む。それでいて、読みやすさは損なわないようにする。そんな「編集」をする。「執筆」「編集」の2工程によって雑誌記事が作られるわけです。

 

 そう考えると、長く書くよりも短く書くほうが「編集」工程が加わる分、労力がかり、難易度が高い場合もある、ということです。

 

 つまり、ある程度長い文章が書けるようになるためには文章力を身につける必要がありますが、言いたいことを簡潔にまとめるためには、また別のちから、「要約力」「編集力」とでもいうべきものが必要だ、ということになります。

 

 一方で、雑誌には、紙面の制約上「大事だけど載せれなかった」ということもありうるでしょう。切り落とすべきではなかった枝葉を切り落としてしまい、盆栽としての作品性が下がる、とでも言えましょうか。

 ブログではその心配はありません。書くべきことはすべて載せることができます。

 

 だから、姿の良い盆栽を作り上げるように、いらない枝葉はばっさり切り落としつつ、大事なディテールはきっちり描く。そんなブログ記事が書けるようになりたいものです。